こんにちは!
今年の8月からついに、HHKBを購入して3ヶ月ほど使ってみたので、使用感や良い点、悪い点をレビューしていこうと思います。
人間とコンピュータを繋ぐインターフェースであるキーボード。
仕事の生産性を最大限に高めるためにも、吟味したいガジェットですよね☺️
この記事の想定読者
- HHKBを買おうか迷っている人
- HHKBを使っている人のリアルな声を聞きたい人
この記事を読むと。。。
- 実際に使用してみないと分からないようなレビューがわかる
- 良い点、悪い点を知った上で購入を検討できる
- 買って後悔するかしないかを判断できるようになる
使用品詳細
私の使っているキーボードはHHKB Professional HYBRID type-Sで日本語配列の雪モデルです。
PFU キーボード HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/雪
メルカリで中古品を27000円くらいで購入し、購入時点では傷や汚れもなく、とても綺麗な状態で使い始めました。
現在の使用状況
現在のキーボードの使い方は、基本的にどこに行くにしてもPCと一緒に持ち歩いています。
家ではノートPCをディスプレイの横に置いてデスクトップPCのように使っています。
外出先やカフェ、大学や図書館で作業するときはmacの上に置いて使っています。
また、バッグにそのままキーボードを入れるとキーに圧力が加わって傷んでしまうので、ハードケースを使って持ち歩いています。
【co2CREA 専用収納ケース】互換品 PFU キーボード HHKB Professional HYBRID/Happy Hacking Keyboard グレー(ケースのみ)
キーボードでタイピングするのが楽しすぎてプログラミングやブログ執筆がすごく捗るようになりました。
(この記事もHHKBで書いています、楽しい。w)
もう手放せません。。。
良いところ
さて、8月から毎日HHKBを使ってみたわけですが、実際に使ってみてわかったレビューをしていきます。
まずは良い点から。
やっぱり打ち心地が良すぎる!
静電容量無接点方式ならではの「スコスコ」と鳴るようなタイプ音がまさにASMRそのもの。
もはや音を聞くためにタイピングしていると言っても過言ではないです。
そしてタイプした時に感じる擦れるような独特の摩擦感。
タイピングが心地良すぎて、毎日のように「タイピング楽しい、買ってよかった。。。」と思っています(ガチで)
さすが高級キーボード!質感も高級感がある
外観も高級キーボードたる質感を醸し出している点も作業テンションを上げてくれました。
雪モデルを購入したのですが
- 黄ばんで10年くらい前の電話みたいな色にならないかな?
- 安っぽい質感だったらどうしよう。。。
という不安がありました。
しかし購入してみると、とても高級感があり、黄ばみなど一切許さないような色味がありました。
艶のなく、まさに雪の名に恥じぬ真っ白さ。
PCに向かう度に高級感がある質感を眺められるので、作業のテンションも上がります。
ちなみに3ヶ月毎日使っている現在でも、質感に劣化は全くありませんし、見飽きてもいません。
もちろん打鍵感も飽きることなく、押すたびに感じる心地良さも風化していません。本当不思議。
実際に触れる店舗もあるそうなので、実際に赴いて色味を見てみると良いと思います!
https://happyhackingkb.com/jp/showroom
USB type-C接続ができる
amazonや家電量販店でガジェットを買うと、60%くらいの確率でマイクロUSB充電式のものがあったりします。
あなたにも経験があるのではないでしょうか?
- 良いガジェットだけど、マイクロUSB充電式か。。。
- 充電端子が違くて、新しいケーブルとアダプタをわざわざ購入する羽目になった。。。
しかし、HHKBはUSB Type-C端子なので、自宅にあるUSBケーブルで対応がしやすいという点がとても良いと感じました!
マイクロUSBはなくても、Type-Cならば家に余っているものがあったりするのではないでしょうか?
ちなみに、出先でもUSB接続で使用すると、ケーブルが嵩張ってしまってノートPCの上に置くことができないので注意してください!
ケーブルが画面に侵食してしまいます。。。w
Bluetooth接続にしても、別に困らない
無線接続で使った際の電池交換問題も、別に困りませんでした。
HHKBはPCと接続する方法として、2種類が使えます。
- USB
- Bluetooth
Bluetooth接続の場合は単3電池2本を使う必要があります。
ケーブル接続がないことによってデスクがスッキリする代わりに、電池が切れたら交換するしかないというデメリットが発生します。
そして電池の持ち具合ですが、実際に使用してみた感じ大体1ヶ月ほどで電池を使い切るという印象でした。
しかし、家で単3充電池を常備しておけば、すぐに交換できますので、僕にとってはあまりデメリットは感じませんでした。
4本付きの充電池を2本づつ使うことで、電池が切れたらまた新しい電池に交換できるようになっています。
EBL 単3電池 充電器セット 大容量 単3電池 充電式 ニッケル水素 単3電池 単3 充電器付き 電池充電器セット
ショートカットキーをどんどん打ちたくなるので、作業効率も上がる
キーボードで打つ感覚が楽しくなると、どうなっていくのか?
それは、マウスでできていた操作をキーボードでもやりたくなってきます。
そうなると、自然とショートカットキーを使いたくなってきます。
ちなみにショートカットキーを使うと、作業効率が格段に上がり、エンジニアの作業効率が格段に上がることがこちらの書籍でも記載されていています。
私がHHKBを導入してから自然と使うようになったショートカットはこちらです。(Macで使用)
- Ctrl + (← or →) = デスクトップを左右に切り替え
- Ctrl + ↑ = デスクトップを切り替えられるようになる
- Function + (a or s) = 音量調節
- Chrome
- Command + option + (← or →)= タブを左右に切り替え
- Command + w = タブ削除
- Command + q = ウィンドウを閉じる
- VSCode
- Command + k → w = 開いているファイルを全て閉じる
- etc
基本的なマウス操作をキーボードに移行したことで、作業効率が上がったと実感しています。
Windows, Macの両方に対応している
Amazonでキーボードを探している時、気に入ったデザインのキーボードがあってもMacでの対応がされていなかったりするケースがあります。
キー配列がWindows用になっているので、キーボードカスタマイザというソフトウェアを使ってMac用に調節する必要があるのですが、HHKBはそこをクリアしています。
Commandやoptionの配列、カナ変換がMac純正キーボードと同じ場所にあるので、すぐに慣れることができます。
ここはHHKBを買う上で非常に大きなポイントになりました!
「ついにHHKB買っちゃったんすよ〜!」と、社内での雑談のネタになる
Youtubeなどでエンジニアのルームツアーをしていると、かなりの確率でHHKBが出てきます。
とても有名ということもあり、使っている人も多いですし知っている人も多いです。
なので、出社した際にキーボードを持ち込んで「買っちゃいました〜」とか「高級キーボードユーザーになってみました!」と雑談すると、同僚や上司と雑談する機会を持つことができて僕は嬉しかったですw
そして、周りの人はそのキーボードを触らせてと言って来るので、快く触らせてあげましょう!
気になるところ
良いところばかりを言ってきましたが、当然デメリットもあります。
実際に使ってみて感じた、気になった点は以下の通りです。
高い
やはり値段は購入する上での大きな障壁になることでしょう。
私も最初は「30000円をキーボードに使うのはやりすぎかな。。。」
と尻込みしていたり、実際に私もメルカリで中古のものを買って使っています。
手持ちのお金がない人は借金してまで買うべきではないでしょう。
ただ、自己投資に回すお金が30000円あるなら、オーダーメイド枕を買って睡眠の質を上げるか、HHKBを買ってタイピングを楽しくするのどちらかにお金をかけるべきだと思いました!w
HHKBはキーボードの中では高級品と言われる部類なので、リセールバリュー(売る時の価格)も高いです。
高く売れるも考慮して検討すると、買う勇気が少し湧きませんか?
キー配列がMacと若干異なるので、慣れが必要
先ほどMacとWindowsの両方に対応したキー配列と言いました。
しかしその一方、Mac純正のキーボードと若干キー配列が違うというのは気になった点としてありました。
- functionキーが左下にある
- WindowsボタンがCommandの隣にある
- 画面の明るさ調整や音量調整を担うF1~F12までの専用キーがない
- 指紋認証キーがない
このあたりが使っていて気になりました。
一応F1~F12のキーは Fn + サブキーを押すことで対応はできるのですが、少々慣れが必要です。
3ヶ月使ってみて、キーの押し間違いが発生するほどキー配列が変わっているわけではありませんが、「押したかったキーがない!」という現象に度々遭遇するので、慣れる必要があるでしょう。
3ヶ月使ってみた感じ、慣れれば全く問題ありませんでした!
充電残量を確認できない
充電残量が確認できないのも気になりました。
電池で使っている際、1ヶ月ほど使用すると電池切れを起こします。
しかし、今残り何%なのかを確認できないと、例えば
「朝残量を確認したら5%だった!電池を交換してから使おう!」
という事前に電池交換をすることがきません。
出先で使っている時にバッテリーが切れてしまったことは2回あり、その時はMacの純正キーボードで耐えていました。
ここは防ぎようがないので、どうにかしてほしいですね。。。
初回のBluetoth接続が若干面倒臭い
キーボードを購入してから初回のBluetooth接続が若干面倒臭いのも気になりました。
ペアリングの手順に従って接続をするのですが、指定されたキーを長押しする必要があるのは少し面倒でした。(面倒というよりは、覚えずらい)
数ヶ月後に新しい機器とペアリングしようとなった時にまたこの手順を調べなければならないのが面倒だったので、ペアリング専用のボタンがあるとすごく良いなと思いました。
ただ、一度ペアリングした機器と再接続する際は電源ボタンを押すだけで良いので、たまに面倒くさくなるといった具合ですね!
打鍵が強すぎると心地よさが消える
打鍵力が強すぎると、静電容量無接点方式ならではの「スコスコ」感が感じられなくなるという点も少し気になりました。
感覚としては、
ドアをノックする時くらいの力でタイピングすると、スコスコ感があまり感じられないように感じました。
- フロー状態に入っている時
- 興奮していて押す力が強くなる時
などは、心地よさが感じられなくなるケースがあるので、注意しておく必要があります。(故障しているわけでも、壊れる使い方というわけでもない)
良い点悪い点を考慮して、筆者は買ってよかったのか?
さて、実際に使って感じた良い点、悪い点をそれぞれまとめてきたわけですが、このキーボードは買ってよかったのか?
自己投資として買ってよかったと思います。
同じ値段帯のキーボードでこれほど
- 使っててテンションが上がった
- PCに向かうのが楽しくなった
- 生産性が上がった
と感じるキーボードは他にないと思います。
そして、エンジニアというPCに毎日向かう立場から言うと3万円以上の価値は絶対にあります。
どう言う人が買うべきなのか?
安くない買い物なので、3万円の買い物となると迷いますよね。。。
個人的な意見としては
- デスクワークでPCを頻繁に使う人(エンジニアは特に)
- 持ち運ぶことを想定して使いたい人
- キーボードにはこだわりたい人
とりあえず毎日キーボードを叩くような生活を送っているなら、まず買って後悔はしないです。
逆に、これらの条件に当てはまらない人は、おそらく買っても宝の持ち腐れになってしまうと思うので、あまりお勧めはできないです。
まとめ
毎日使っていても飽きがこないガジェットには、人生でもなかなか出会う機会がないのでとても良い買い物をしたと思いました。
皆さんも生産性を高めるガジェットを投資し、仕事や開発の幸福度を高めていきましょう☺️
当ブログでは、エンジニアの年収を上げたり、スキルアップ、職場の幸福度を上げるために有益な情報をまとめています。